西山公園(福井県鯖江市)~つつじの名所!大人も子供も楽しめる
この記事では福井県鯖江市にある西山公園について、見どころや観光情報を詳しく解説していきます。
西山公園とは
西山公園は福井県鯖江市のほぼ中央に位置する、面積約56ヘクタールの自然豊かな総合公園です。150年余りの歴史と美しい景観から、「日本の歴史公園100選」に認定されています。
西山公園は日本海側随一の“つつじ”の名所であり、春には約5万株のつつじが咲き乱れ、5月の「つつじまつり」では多くの人でにぎわいます。
また、古くから桜の名所、紅葉の名所とも知られ、春には約1,000本の桜が咲き、夜はライトアップされます。秋には1,600本のもみじが、公園全体を赤く鮮やかに色づけてくれます。
春には桜とつつじ、夏には花菖蒲、秋にはもみじ、冬には雪化粧。
一年を通して、豊かな自然を楽しめるのが西山公園の大きな魅力です。
また、園内には、芝生広場、フィールドアスレチック、動物園、冒険の森、日本庭園、大噴水、展望台などがあり、大人も子供も楽しめるスポットがたくさんあります。
以下の福井県観光連盟の動画で、西山公園のイメージをつかんでいただけるでしょう。
西山公園のプチ歴史
西山公園は、鯖江藩7代藩主の間部詮勝(まなべ あきかつ)が長泉寺山周辺を憩いの場として造営し、1856年に嚮陽渓(きょうようけい)と命名したのが始まりとされています。
嚮陽には「自然に接して楽しむ」という思いも込められているそうです。
「日本の歴史公園100選」の選定基準には、嚮陽渓がその一つとなっています。
その後、1889年、町村制発足により鯖江町の町立公園(嚮陽公園)となり、1914年に大正天皇即位の事業として整備され、現在の西山公園に改称されました。
西山公園には間部公ゆかりの庭園を再現した嚮陽庭園があります。
レッサーパンダが大人気の西山動物園
北京市と鯖江市が交流を深める中で、日中友好のシンボルとして北京動物園から寄贈をうけて、昭和60年に4月に開園したのが西山動物園です。
特に有名かつ人気なのがレッサーパンダ。レッサーパンダの繁殖数は日本一を誇り、とにかく数が多いのが印象的でしょう。
動物園には、レッサーパンダの他にも、フランソワルトン、シロテテナガザル、ボリビアリスザル、タンチョウ、ミミキジ、インドクジャクなどが飼育されています。
これで動物園の入園料が無料なのは嬉しいところです。
開園時間 | 午前9時~午後16時30分 |
入園料 | 無料 |
休園日 | 毎週月曜日 月曜日が祝日の時はその翌日 |
遊具がいっぱい!子ども連れにはオススメです
西山公園には子どもが喜びそうな遊具がたくさん用意されています。
パンダらんど・こぱんだらんどといって、「西山動物園のシンボルであるレッサーパンダと遊ぼう」をテーマにした遊具施設があります。
西山公園の斜面の高低差を利用したフィールドアスレチックで、レッサーパンダをモチーフにした様々な遊具を楽しむことができます。
小さなローラースベリ台、テントスベリ台、体が落ちないブランコなどもあって、幼児でも安心して遊ぶことができますね。
幼児が遊ぶイメージは次の動画が参考になりそうです。
道の駅西山公園でぜひお土産を
西山公園に隣接する道の駅です。公園から道の駅へは、ブリッジを渡って行くことができます。道の駅の中には食事処もあって、こちらで昼食を取ることもできます。
道の駅には、地元特産品を販売する売店や、レッサーパンダ関連のグッズやお土産などもあります。
ぜひ、お帰りのさいにお立ち寄りください。
西山公園詳細
住所 | 鯖江市桜町3丁目7-20 |
開館(利用)時間 | 入園自由 |
休館日 | 年中無休 |
交通アクセス | 福井鉄道西山公園駅から徒歩約1分/JR鯖江駅から徒歩約20分/北陸自動車道鯖江ICから車で約5分 |
所要時間 | 60分 |
駐車場 | 30 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ先 | 鯖江市公園管理事務所 0778-51-1001 |
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